2023年9月27日
樹木の口はどこにあるのか知っていますか？
あんなに大きく育つにはたくさん食べて養分を取り込まないといけません。
普通に考えたら根っこから懸命に吸い上げて育っていると考える人が多いでしょう。
でも実は樹木の口になっているのは葉っぱです。
樹木の幹や枝などを形成する主要な成分は炭素化合物です。
大気中の二酸化炭素から葉っぱの光合成によって炭素を分解して幹や枝を生長させています。
木材が育つのに40～50年かかっているのは本当にわずかずつ繰り返された樹木の生長活動の成果そのものです。
この木材をもっとも長く使うことができるのが、住宅の部材です。
つまり木造住宅を建てて大切に守り住み継いでいくことは
それだけでも地球環境に貢献することになるのです。
